ペイ太郎のすゝめ

ペイ太郎のすゝめ

うさんくさいビジネスなんかやってられません。求めてるのは効果のある節約ですよね。そんなあなたが読むべきブログはこちらです。

スーパー乗るだけセットは本当にお得なのか考えてみました。

f:id:paytaro:20191206141250p:plain

 はじめに

こんにちは、ペイ太郎です。今回は車の買い方についてフォーカスしてみたいと思います。私も車のローンを月々支払っていますが失敗した買い方だったなと反省しております。そこでいろんな買い方を模索していくなかで沖縄発信の販売形態であるスーパー乗るだけセットに注目して今回は書いていきたいと思います。結論から言いますと値段的には高くなります(基本金利3.9%)がとにかく手間いらずで楽ちんです。それについては営業の方もおっしゃっていました。その詳細を記事にしていきますので既に利用している方、これから利用を考えている方ぜひ参考にしていただければと思います。

 

スーパー乗るだけセット

「スーパー乗るだけセット」マイカーリースを利用した新しいお車の買い方を貴方へ、頭金0円!5年間定額料金で、お好きな新車と、付属品、5年分の税金、車検、メンテナンス費用、オイルやバッテリー、タイヤ等を全てセットにする事で便利でお得になった商品です!株式会社 西自動車商会 公式HPより

 上記はシンプル5というプランですね。公式HPではメンテ費用どころか税金までコミコミでガソリン入れて乗るだけですよと。かなり優れた商品ですが車は高額な買い物であるためメリット、デメリットについてしっかり考えてみましょう。

仕組み

車両本体、自動車税、メンテナンス費用などなど、すべての料金を合算したうえで残価を設定して毎月支払っていきます。しかしあくまでリースという形なので5年後、もしくは7年後に3つの方法から選んでいきます。

  1. 残価を清算しリース車両を買いとる。
  2. リース車両を返却する。
  3. 残価分を支払わずにリース車両を返却し次の車両をリースする。
 
1.については残価設定をしていたので今まで月々の支払いは安く済んでいましたが最後に残価を支払わなければいけません。車両によって残価は異なりますがかなり大きな出費になります。

2.3に関しては返却時に車の価値の査定があり状態が良ければお金が返ってきますが状態が悪ければ追加で料金を支払うことになります。

 

 

残価設定とは

f:id:paytaro:20191209213321j:plain


黒枠の部分が月々支払う分です。赤枠の部分が残価設定した分です。つまり最初から車の全てを払っているわけではないので安く済んでいるんですね。そして赤枠の部分が最後に選択を迫られる部分になります。 

 

f:id:paytaro:20191209214332p:plain

費用について

上記画像をご覧下さい。スーパー乗るだけセットが高くつくと思いきや安く済んでいますね。残価を残した合計金額になっているからです。(ややこしい表になっていますが店舗に出向いて確認済みです)

f:id:paytaro:20191210140654p:plain

メンテナンス、車検の内容がこちらになります。これだけの項目をフォローしてくれるとなるとこの商品の人気の理由がわかりますね。

 
誤解を恐れずに言うと左側のクレジット、現金購入の金額が大きくなればなるほどスーパー乗るだけセットがお得なように見えます。しかし月々にうまく分轄されて払っているにすぎないですよ。各項目が月額込みとなって料金が意識しずらいですが無料になったわけでありません。代行費用やメンテナンス工賃、部品代など税金以外の部分にはしっかり金利がかかっています。(本社にて確認済みです)
※わざと金額を大きく見せて意図的な表をつくっているわけではなく、統計庁資料引用ですのでご注意を。
 

メリット

  • とにかく手間がかからない
  • 残価の残りを支払わなくていいので乗り換え易い
  • 月の支払いを安く抑えることができる
  • 一定額に固定できるため家計の支出を把握しやすい
  • 5年後、もしくは7年後に最新車両に乗り換え易い
 

デメリット

  • 金利が高い
  • 返却か乗り換えの場合、毎月支払いメンテナンスしてきた車両を手放すことになる。
  •  乗り換えの場合、次も金利を含んだ車両をリースしなければならない。
  • リースの流れから抜け出しにくくなる。

 

まとめ

総額が大きくなることを差し引いても手間いらずというメリットは大きいですね。現金一括で買えるならそれがもちろん一番金額では安く済みます。車を初めて買う方、忙しくてメンテナンスする暇がない方には向いているのではないでしょうか。僕個人は金利が高くなることに加え今まで毎月支払いをしメンテナンスしてきた車をみすみす返却するのが嫌なので使用しません。手間をとるか金額をとるかどう捉えるかによってこの商品の価値は人それぞれ分かれそうです。